■ Draw Leaf - Table


  制作日 : 2016.09

  所在地 : ---

  物 件 : ---

  構 造 : ナラ/ローズウッド/ラワン
  面 積 : ---.---㎡

  制 作 : 木工 土屋保徳 

       〈  土屋製作所 : www.wb.commufa.jp/romageki/  〉

子供の成長や生活パターンの変化に伴い、手狭になってしまったダイニングテーブル。買い換えも検討したが、一から制作することとなった。

設置予定のダイニングルームは狭くない。ただ、単に大きさを求めたテーブルを置くことでは面白みに欠けるので、伸縮式のテーブルを採用した。

一般的に伸縮式は大きく分けて、①可動部に「金物を使った」タイプと、②
古くから欧州圏で受け継がれている「金物を使わない」
タイプからなる。

①はデザイン性が金物の動き方に縛られるので、今回は②を選択。
これらは一般的に
「Draw Leaf Table (ドロー リーフ テーブル)」と呼れ、引き出す側の板が “葉っぱ” のように見える

 

材種は「ナラ・ローズウッド・ラワン」の三種の広葉樹。

 

今は家族の一員となり、季節ごとの経過を観察しながら、ゆっくりゆっくり新居に馴染んでいく。

 

(以下 木工 土屋保徳 談)

ローズウッドは紫檀とも呼ばれ、ワシントン条約でも規制が掛かる希少な樹種(今回は古材を使用)であり、

またラワンも国内には多く流通しているものの、ベニア材として長くに渡り乱獲されている熱帯雨林の負の遺産である。
国内に一般的に生息しいる
ナラ(楢)をベースに、二種の外材を組み合わせ対比を目的としている

 

〝木材は加工されていても生きている″

無垢材は季節によって大きく動いてしまう。今回は意匠性に配慮し、天板小口のみに「端ばみ」を取り付け、動きを軽減させている。

photo by  m5_architecte