コルゲートハウス in 豊橋 見学会

2025.09


▲ このコルゲートハウスは、1960年代に設備設計のエンジニアである川合健二氏が自ら設計し建てた、波型鋼板(コルゲート)を使ったユニークな住宅で、トンネル用の鋼板をそのまま建築に転用した大胆な構造が特徴。とてもコンパクトな住宅なのですが、重厚感ある力強い空間で、いつか訪問してみたいと思っていました。試行錯誤しながら自然と共に暮らす、という想いが込められた建物として知られ、現在はその想い受け継いだ豊橋の建築家が敷地全体を管理しながら「一晩、地球と縁を切ってみる。」と題して、一棟貸しの宿泊施設として運用しています。


▲ 私も以前から書籍等で写真を見ていたので、是非行ってみたい!!と思っていたのですが、ついに念願の訪問となりました。初見、個人的な感想としては「写真で見るよりも結構大きいな」と感じました。後で思い返せば、使われいる素材の重厚感が、写真と実際目で見た感覚とギャップがあったのだと思います。また、各所の素材同士の納まりも「どう納まってるんだろうか?」と、いつもの癖で頭をフル回転しながらいろいろ写真を撮らせていただきました。


▲ この建物の特徴的なデザインは楕円形の外観と、何と言っても「ハニカム構造の開口」です。これも当時の既製品サイズの素材を折り曲げただけできるデザインや寸法となっているそうで、徹底的にロスを省いています。今回は宿泊までさせていただき、9月という残暑の中、一晩過ごさせていただきました。夜の寝苦しさを懸念しましたが、冷房設備も完備してあるため、まったく気にならないくらい快適でした。建物自体も60年経っていますし、敷地全体も広大で、どれも管理が大変と思うのですが、しっかりメンテナンスや修繕が行われており、とても心地良い空間でした。