NO.013 2016.05.19 一夜かぎりの想い

=光りと想いの作品「ヒトトキ」=

〜ニコモプロジェクト建屋 土壁ワークショップにて〜 

 

土壁塗りを前日に控えた台所のボリューム。 


アルミサッシを撤去し、木製建具を設置。
壁は当時の様式に戻すべく、竹小舞を編み直した。


ふと思い立って夜に訪れてみると、明日塗り上げられる小舞の壁はステキな「作品」となっていた。

自分たちで編んだ小舞と、工事用の投光器が1灯。

ただそれだけのことであるが、そこには施主の思いが沢山詰まっている。

「建築は芸術だ」と考える設計者は多い。
私もその事に関して、頭から否定はしないし、そのような設計を目指していきたい、という希望はある。


ただし、それは
単なる“設計者のエゴ”では成立しえない法則であり、施主、設計、施工の三者が同じベクトルがあってこそ、初めて成立することと思う。

そんな “想い” が垣間見られた「ヒトトキ」であった。

 

六浦